市田柿が入ったカプセルトイ「市田ガキャ」高森支所職員が発案

JAみなみ信州
市田ガキャ発案者の中塚主任(左)とプロジェクトメンバー
市田ガキャ発案者の中塚主任(左)とプロジェクトメンバー

高森町のJAみなみ信州高森支所は7日、市田柿が入ったカプセルトイ「信州高森幸せ市田ガキャ」を同支所入り口に設置した。市田柿販売開始100年の節目の年でもあることから“市田柿をもっと若い世代に知ってもらいたい”と同支所の若手職員がプロジェクトを立ち上げた。同町の協力もありカプセルトイ本体は町の公式キャラクター柿丸君がカプセルトイ本体をかかえる姿をイメージし、SNSでも楽しめる“映えるカプセルトイ”を狙い職員が手作りした。
カプセルトイの中には市田柿の合格祈願商品「勝利の一打柿」と市田柿のリーフレット、同町の瑠璃寺のおみくじが入っている。職員がひとつひとつ手作業で限定100セットを用意した。1回100円で、総合受付でメダルを購入して利用する。初日のこの日は支所を訪れた親子連れや組合員などおよそ50組が利用した。
同プロジェクトの発案者で同支所総務信用課共済担当の中塚進矢(なかつか・しんや)主任は「2年前からやりたいと考えていた企画が実現できた。支所の職員も協力してくれ、あたたかさや達成感を感じている。若い世代や全国の皆さんに市田柿を知ってもらうきっかけになれば嬉しい」と話した。
同支所の中田守彦(なかた・もりひこ)支所長は「支所の若手職員が自発的に取り組んだことがこうして形になったことが嬉しい。多くの方に利用いただき、高森支所の新しい魅力につながれば」と話した。
カプセルトイの中には3本の当たりをつくり、市田柿の化粧箱がもらえる工夫もした。カプセルトイは10日まで支所の営業時間(9時~16時)利用でき、週末にはA・コープたかぎ店での設置を予定している。

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