特産小布施栗 剪定作業開始

JAながの
小布施町内の園地で剪定講習
小布施町内の園地で剪定講習

JAながの新興果樹部会クリ部小布施支部は2月5日、小布施町の特産品である栗の剪定講習会を同町の林地区で開き70人が参加した。栗園の適正な管理でより高品質で安定的な収量確保を目的に毎年開いている。参加者は農家組合員の他、地元栗菓子業者も出席した。
栗は、管理せず放任していると樹高が高くなり、剪定等の作業をしにくくする他、果枝の弱化や病害虫の発生も助長する。また、結実には多くの太陽光を必要とすることからJAでは太陽光や薬剤が枝葉にまんべんなく行きわたるよう「低樹高栽培」(樹形を開張(台形型))を指導し、良質な栽培につなげるよう呼び掛けている。
参加者は「栗については、どこに聞いても教えてもらえない。小布施地区で開催されていることを知って参加させていただきました。基本から教えていただいたので、参考になりました。」と話した。小布施栗は大粒で、甘味のある良質な品種として全国的にブランド化されている。

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