県中央家畜市場定例2月市開催

JA木曽
購買者も少なく子牛価格が大幅な下落となった2月市場
購買者も少なく子牛価格が大幅な下落となった2月市場

2月3日 JA全農長野は、木曽町の長野県中央家畜市場で2021年度最後の市場を開いた。上場数は325頭が上場し、322頭が成立。子牛全体の平均価格は前回12月市場より115,942円下げて673,633円(税込み)となり、大幅な下落となった。
新型コロナウイルス感染が急拡大したため、まん延防止等重点措置により、全国的に飲食店が時短営業になった影響で枝肉相場が下落に転じ、全国的にも子牛相場が大幅に下落している。また、需要が高い海外からの乾草と穀物の輸入が停滞して全国的に粗飼料不足が生じ、飼料価格も高騰している。このため肥育農家の子牛導入意欲が弱まり、本市場の購買者も少なかった。
去勢子牛は184頭で平均価格は前回より87,935円下げて732,893円(同)。雌子牛は138頭で平均価格は前回より141,639円下げて594,622円(同)となった。

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