JA信州うえだは2月1日、同JA本所で、第42回農協人文化賞を受賞した同JA坂下隆行前代表理事組合長の受賞報告会を行った。東京都内で表彰式が行われる予定だったがコロナ禍により中止となったことを受けて開いた。
「農協人文化賞」は多年にわたり献身的に農協運動の発展に寄与した功績者を表彰するもので、同賞選考委員会と（一社）農協協会が主催している。
坂下前組合長は、就農以来長年にわたり地域農業の活性化に邁進し、同JA役員就任後は、荒廃農地の発生防止と解消、産地ブランド力強化に取り組んだほか「地域農業を守る人材育成はJAの責務」と考え新規就農者支援に尽力した。
坂下前組合長は「農業は命を育む唯一の産業であると思う。職員には農業を誇りに思い、引き続き農業協同組合運動に邁進してほしい」と話した。