直売所売上向上策、地元学生が糸口考案

JAながの
リモートで発表を聞くJA職員
リモートで発表を聞くJA職員

1月19日、JAながの本所と清泉女学院短期大学をリモートでつなぎ、学生らが考案したマーケティングプランの発表が行われた。発表では「SNS 拡散方式」と「百貨店催事方式」の2グループに全11チームがわかれ、売上向上施策をそれぞれ発表した。審査の結果、優秀賞には拡散方式からは山崎チーム3人が考案した「アグリながぬまLINE登録者爆増計画」を、催事方式からは宮原チーム3人が考案した「長野スペシャリティ/地元企業コラボレーション企画」をそれぞれ選んだ。
LINE登録者爆増計画は、直売所の利用者層を分析し若年層が少ないことに着目。直売所で販売する旬な果樹や野菜の「特徴ある情報」をSNS上で配信し登録者を増やす狙い。また、コラボレーション企画は地元企業と管内産の食材を使ったオリジナル商品の製作を発案した。
受賞した宮原さんは「みんなで検討を重ね発案しました。直売所の売り上げに少しでも貢献できればうれしいです」とチームで称えあった。審査にあたった同直売所の田中所長は「市場規模や動向、顧客ターゲットなど詳細に分析され、チーム毎オリジナル性が高く甲乙つけがたい内容あった」と評価した。JAでは施策の具現化に向けて検討に入る。

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