手づくり廃油石鹸を小・中学校、保育園へ寄贈/JA女性部富士見町ブロック

JA信州諏訪
矢島教育長(中)に廃油石鹸を手渡し、子どもたちに配布してもらうよう伝えた寄贈式
矢島教育長(中)に廃油石鹸を手渡し、子どもたちに配布してもらうよう伝えた寄贈式

JA信州諏訪女性部富士見町ブロックは1月中旬、町内の小・中学校と保育園計9校に手づくりの廃油石鹸を寄贈した。五味浩美ブロック長、小林和佐副ブロック長とJA富士見町中央支所の窪田裕章統括所長ら職員2人が、富士見町教育委員会を訪問。矢島俊樹同教育長に廃油石鹸87袋(1袋3個入り)を手渡した。
同ブロックで10年以上継続している取組み。新型コロナウイルス感染対策を徹底し、2年ぶりに行った。
廃油石鹸は、昨年10・11月の2回、部員が制作。部員宅とJA施設から集めた廃油約16.5リットルを苛性ソーダ・水と混ぜ合わせた後、容器に流し入れ、1カ月間かけて固めたもの。流し台の掃除や雑巾の洗浄に役立つという。
寄贈式で、矢島教育長は「学校生活のなかで、心がこもった手づくりの品を使わせていただけるのは大変ありがたい。皆さんの思いを子どもたちにしっかりと伝えていきます」と感謝を伝えた。
五味ブロック長は「使わなくなったもの、古くなったものでも少し手を加えれば再利用できることを知ってもらい、自分でもできることを考えてもらえればうれしい」と話していた。

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