販売農家をめざして

JAグリーン長野
受講生にメッセージを送る
受講生にメッセージを送る

JAグリーン長野が定年帰農者や農業初心者向けに開く「グリーン農業講座」が1月15日、2021年度の最終回を迎えた。土づくり講座と閉講式を、JA営農センターで行い、受講生8人が出席した。
土づくりは、長野農業農村支援センター担当を講師に招いて、土壌の性質や一般的な肥料成分、堆肥の効果や耕作に適した土づくりのポイントを学習。あわせてJA営農技術員が耕作前および定期的な土壌診断実施と実施方法を説明。受講生は「土づくりは大切と聞くが、どのように対処すればいいかわからないこともあったので、説明を聞けて勉強になった」と話した。
閉講式では、富澤繁男営農部長が受講生を激励。「半農半Xといわれるように、兼業の方も増えてきている中で、JAは専業とともに支援をしていく。このグリーン農業講座をきっかけとして、出荷をされるようになったり、生産部会に加入されるなど、販売農家として活躍する方も多いので、栽培するだけなく、出荷販売し、お金に換えていただければ嬉しい」と話した。
「グリーン農業講座」は、農業初心者向けに農業の基礎の習得を目指して行う講座で、コロナ前は毎年60人から100人の受講生が参加し、野菜や果樹、水稲栽培を学んできた。昨年度・今年度は、新型コロナウイルスにより受講生を最小限に絞って開催。次年度もコロナの状況により開催方法を検討しながら、多様な担い手の確保支援に取り組んでいく考えだ。

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