白ネギ共進会で最高賞 遊休農地活用・安定品質で高評価

JA松本ハイランド
賞状を手に笑顔のゲインズさん(中央)ら
賞状を手に笑顔のゲインズさん(中央)ら

1月20日、長野県松本合同庁舎で行われた長野県野菜品質向上共進会において、令和3年度長野県白ねぎ品質向上共進会表彰式が開かれた。JA松本ハイランド管内の法人「合同会社ゲインズエンタープライズ」が農林水産大臣賞、柴隆之さんが農林水産省農産局長賞に輝いた。
同共進会は、長野県、JA長野中央会、JA全農長野、長野県園芸作物生産振興協議会が主催となって開かれる農林水産祭参加行事。新型コロナ対策のため、受賞者はWEB会議システムで参加した。
審査は、生育状況と管理技術を主眼としたほ場審査と、収量、経営面を含めた書類審査で実施。農林水産大臣賞を獲得した「合同会社ゲインズエンタープライズ」は、遊休農地・荒廃農地を含む6ヘクタールで白ネギを栽培。圃場に適した品種の選定などきめ細やかな管理により、生育・揃い・葉色とも良好で、JA管内トップクラスの出荷量でA級比率93%と高い栽培技術を持っていることが評価の決め手となった。代表社員のゲインズ丸山浩太さんは「栽培努力が実を結んでうれしい。今後も日々の研鑽に努め、娘が後を継ぎたいと思ってくれるような経営に取り組みたい」と意気込んだ。

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