「女性のつどい」開催 仲間とともに住み良い社会へ

JAあづみ
発表する那須野課長(右)
発表する那須野課長(右)

JAあづみは14日、安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツで「女性のつどい」を開いた。管内の女性総代やJA女性部員、JA役職員ら約100人が参加。暮らしの中で地域に根付いた小さな協同活動を広め、住みよい地域社会を仲間と共に築くことを目的に今年で4回目となる。JA女性職員だけで企画や準備、運営をした。
宮澤清専務理事は冒頭のあいさつで「各支所やふれあいセンターを拠点に組合員や地域住民らが自ら進んで活動するためのヒントにしていただきたい」と述べた。
活動発表では、同JA梓川支所くみあい課の那須野郁子課長が、松本市梓川の倭ふれあいセンターで毎月開催しているカルチャー講座の取り組みについて発表。伝統文化の継承や料理・体操教室など身近な人が得意にしていることを広めていくことをコンセプトに講座の内容を考えているといい、同課の那須野課長は「これからも皆さんがワクワクするようなイベントを企画していきたい」と意気込んだ。
同JA有明支所の年金クラブ員で作る、童謡唱歌「こだまの会」の秋山やよいさんが、「歌からつながる地域の笑顔」と題し、毎月の活動内容や発足の経緯などを発表した。同会では毎年、歌にゆかりのある地を日帰りで旅しているとし、初めての旅で出会った外国人女性とともに合唱した事で、国境を越え人々の心を結び付けてくれる音楽の力と歌う事の尊さを再確認したと語った。
質疑応答で参加者は「ふれあいセンターを拠点に今後の活動をどうするか悩んでいた。一人の力は小さくてもみんなが集い活動していけば道は拓けて行ける。そのヒントを得ることができた」と感想を述べた。

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