令和3年度レクリエーション運動普及振興功労者を受賞/「演歌体操」や「ちぎり絵」を広める/北原よしゑさん

JA上伊那
賞状を手に笑顔の北原さん
賞状を手に笑顔の北原さん

駒ヶ根市経塚の北原よしゑさん(81)が公益財団法人「日本レクリエーション協会」からレクリエーションの普及振興に多大な功績をあげたとして「令和3年度レクリエーション運動普及振興功労者」に選ばれた。今年度は全国で80人、7団体が選ばれ、長野県からは2人が選ばれている。
北原さんはJAの正組合員であり、生活部会員。「演歌体操」や「ちぎり絵」の教室を管内各地で開き、JAのカルチャーリーダーとしても活躍している。「演歌体操」を始めたのは1990年。機織りで痛めた腰痛改善のため、当時の伊南農協の生活指導員から「演歌体操」を勧められた。当時、同市赤穂地区の生活部会副部会長を務めていた北原さんは講師を招いて演歌体操を体験。部会員からは好評で継続して活動したいとの声があり、「演歌体操」のリーダーとして振り付け指導を行った。その後2008年に同協会に登録し、レクリエーション・インストラクターの資格を取得。「演歌体操」や「ちぎり絵」など生活部会活動で体験したことや資格を活かしたレクリエーションを行っている。
北原さんは「これまで続けてこれたのもJAや指導の先生、生徒の皆さんとの出会いがあったからこそ。これからも出会いと体を動かすこと、頭の体操を多くの人に体験してもらうべく活動していく」と笑顔で話した。

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