手作りの「いちご大福」が人気 JA佐久浅間女性会「母の味」

JA佐久浅間
手作業で丁寧にイチゴを包む「母の味」の会員
手作業で丁寧にイチゴを包む「母の味」の会員

JA佐久浅間女性会公認グループ「母の味」で、地元産のイチゴを使った「いちご大福」の製造が最盛期を迎えている。
今季はイチゴが入荷した2021年12月4日から開始。価格は1個150円(税込)で、JAが運営する小諸市大久保の日帰り温泉施設「あぐりの湯こもろ」の農産物直売所での販売をはじめ、予約注文などを合わせて多いときは一日約200個を売る人気商品として知られる。
材料のイチゴは、あぐりの湯こもろに隣接する「こもろ布引いちご園」から届く摘み立ての「章姫」を使用。白インゲン豆を原料にした白あんとイチゴを合わせ、薄く伸ばした餅粉の生地で包み完成する。新鮮なイチゴの果汁と白あんの上品な甘さが人気でリピーターも多い。
古越千秋会長は「イチゴ園の協力で手に入る新鮮な『章姫』の美味しさを生かし、こだわりの材料で仕上げた大福を味わってもらいたい」と話している。
同グループは、1993年に発足。地元食材を使った郷土食の研究や加工品の製造などの取り組みが評価され、第72回JA長野県大会で優良組合員組織表彰を受賞した。

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