JAみなみ信州直売所およりてふぁーむは、17日から21日までの期間、JA女性部フェアを開催している。初日となった17日、店内入口付近に特設した“女性フェア”コーナーには5つのグループから手作りした焼き菓子やトマトソース、クラフトテープバック、アームカバーなどが並び、商品や活動を紹介した部員手作りのポップも来店客を楽しませている。
同部代表の松澤みや子部長は「このような大変な状況下では念願のフェスティバルも中止せざるを得なかった。今女性部としてできることは地域の方々に日常を少しでも楽しんでもらうこと。今回多くの方に協力してもらい販売ができます。これからもできることから小さなことの積み重ねでJA女性部の“新しい活動様式”を模索し続けていきたい。困難にも負けない気持ちを全部員と共有し進んでいきたい」と話した。
同直売所の中島大輔所長は「地域の自粛ムードが高まる中、ほっこりする企画ができありがたい。ぜひ、多くの方にご来店いただき、このイベントでしか手にはいらないものを購入してもらえたら」と話した。
同女性部は毎年、この時期に女性フェスティバルを開き、支部や目的別グループの一年の活動成果の発表の場としてきた。昨年度は中止としたが、今年度はコロナ禍でもできる方法や内容を役員会で検討し、開催日を支部ごとに分け人数を分散するなどを計画。その中で会場予定の同JA本所隣の同直売所で同期間の物品販売も企画した。年が明け飯田下伊那地域での新型コロナの感染拡大を受け計画したフェスティバルは中止としたが、物品販売だけでもやろうとこの日に向け準備を進めてきた。