福祉施設へ米・タオルなど寄贈

JA木曽
サニーヒルきその湯川事務員に米とタオルを届けた田屋組合長と田上女性部長
サニーヒルきその湯川事務員に米とタオルを届けた田屋組合長と田上女性部長

JA木曽と同JA女性部は13日、木曽郡内の高齢者や障害者などの福祉施設6カ所を訪問し、地元産の米120キロやタオル・シーツ653本などを贈った。田屋万芳組合長と中島拓也専務理事、そして田上仁美女性部長をはじめ女性部役員3名が2班に分かれて、老人ホームのサニーヒルきそ、木曽寮、木曽あすなろ荘、なんてんの里、障がい者支援施設の上松荘、児童養護施設の木曽ねざめ学園を訪問した。
木祖村の特別養護老人ホームのサニーヒルきそでは、木曽産米「こしひかり」20キロとタオル・シーツ約130本を同老人ホーム施設管理者の湯川昭紀事務員に手渡した。田屋組合長は「この事業も今年で21年目となる。少しでもお役に立てればうれしい」と話した。湯川事務員は「毎年いただいているお米を利用者がいつもおいしくいただいており、ありがたい」と感謝の言葉を述べた。
新型コロナウイルス感染が再び全国的に拡大している中、一部の福祉施設では入居者への感染防止のため、寄贈品の受け渡しを玄関先や玄関近くのホールにて行った。
この事業は2002年から始まり、今年で21回目となる恒例の行事。昨年の秋に行った木曽郡農産物品評会に展示した農産物をA・コープきそ店で販売した売上金などで米を購入した。コロナ禍で家族に会うことができない施設入居者を励ます気持ちも込め、JAからの米の贈呈とJA女性部ボランティア活動の一環で部員などから募ったタオルやシーツを届けた。また、贈呈した地元産米のうち40キロは、当JAの営農技術員が遊休農地の水田を借りて栽培した実習米130キロの一部を地域貢献として寄付し、昨年12月に県立木曽病院にも寄付している。

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