毎日がイベント!直売所りんごの里 見える化で地元客にPR

JAみなみ信州
イベントを企画した田原店長(左)とスタッフの宮島さん(右)
イベントを企画した田原店長(左)とスタッフの宮島さん(右)

飯田市育良町のJAみなみ信州直営りんごの里農産物直売所は、今年1月からはじめての試みとなる「りんごの里農産物直売所イベントカレンダー」を作成し、地元客に向けてPRを行っている。毎日牛乳・米・卵のいずれかを特売とし、農産物が少なくなるこの時期の集客を狙った。
同直売所は飯田インター降りてすぐの立地で観光客が多く訪れていたが、ここ2年は新型コロナの影響で集客に悩んでいた。スタッフがこの状況下でもできることを、とイベントカレンダーの作成を発案。見える化することで“いつ来てもお得な直売所”をアピールしている。これまでも米と卵の特売は曜日を決めて行っていたが、今回卵も加えたことで週のすべてで特売を打ち出した。また毎日の食卓に欠かせない買い物の定番商品をお得にしたことで、地元客がりんごの里に通うメリットもアピールしている。
曜日ごとの特売の他、週末にはいちごや精肉、柑橘類の特売も企画。同イベントは1月4日の初売りからスタートしたばかりだが、電話での問い合わせがあったり人気商品は午前中に完売するなど手応えは上々。
同直売所の田原将司所長は「イベントを通してりんごの里に足を運んでもらうきっかけになれば嬉しい。今後も継続していく予定なので多くの方にご来店いただき、ぜひりんごの里に通っていただきたい」と期待を寄せる。来店した地元客は「牛乳を目当てに来たが思いがけず地元産のウインナーなどもお得に買うことができて嬉しかった。また利用したい」と話した。
1月は月曜日・火曜日は地元上郷産のさくらたまごが40円引きの200円、木曜日・金曜日は農協牛乳1Lが40円引きの198円、200mlが20円引きの60円、水曜日・土曜日・日曜日・祝日はお米ポイントが2倍に加え、全銘柄1kgあたり20円引き。

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