市田柿販売100周年記念事業「市田柿絵画・写真コンクール」審査会

JAみなみ信州
じっくりと審査をする審査員
じっくりと審査をする審査員

市田柿活性化推進協議会は11日、市田柿販売100周年記念事業「市田柿絵画・写真コンクール」の審査会を行った。同コンクールは市田柿への関心を深めることを目的に行われ、受賞作品は今後市田柿の消費拡大に向けたPRに活用される。同コンクールは絵画が小学生低学年の部・小学生高学年の部・一般の部と、写真一般の部の4部門で募集。「市田柿に係る絵画・写真」をテーマに募集したところ絵画127点、写真42点の応募があり、保育園児から高齢者まで幅広い世代から多くの応募があった。一般の部応募資格には「市田柿を好きな方」が含まれており、応募者思い思いの「市田柿」の作品が集まった。
審査は同協議会構成員のJAみなみ信州、南信州地域振興局、下伊那園協、高森町、飯田市、天竜産業(株)、丸西産業(株)、(株)マツザワの代表ら9人が審査員を務めた。審査員は各部門につき1人3票ずつ投票し、各部門ごと獲得票数の多い作品から最優秀賞(協議会会長賞)1作品、優秀賞(協賛・後援賞)4作品、入選(協賛・後援賞)3~10作品を選んだ。
同協議会会長で同JA営農部果実柿課の羽生弘之課長は「多くの応募があり大変ありがたい。市田柿のPRとなる作品を選んでいただき、市田柿のさらなる発展に繋がるよう厳正な審査をお願いしたい」とあいさつした。
審査員を務めた下伊那園協指導課の松下英夫課長は「ポスターなどに活用することを前提に、柿の色に注目して美味しそうに描かれている作品に投票した。同じ市田柿でもそれぞれの見方があっておもしろい」と話した。
また、同コンクールの作品展示と表彰式は1月23日(日)に開催を予定していた市田柿地域交流イベントで行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベントは中止。企画運営担当の同JA営農部果実柿課の米山直樹係長は「楽しみにしていただいていた方や関係者の皆さんには大変申し訳ない。100周年の節目の年ということもあり力を入れて準備してきたので苦渋の決断だが、皆様のご理解をお願いしたい。作品展示は新型コロナの感染状況を見て実施したい」と話した。詳細は市田柿ブランド推進協議会ホームページに掲載予定。

MENU