新春いちご祭り開く シーズン到来でイチゴ狩りPR

JA信州うえだ
イチゴ狩りをPRをする土屋市長(右)と眞島組合長(左)
イチゴ狩りをPRをする土屋市長(右)と眞島組合長(左)

JA信州うえだの子会社(有)信州うえだファームは1月8日、同社が運営する上田市富士山の塩田東山観光農園で、イチゴ狩りPRのため「新春いちご祭り」の式典を開いた。例年イチゴ狩りが始まるこの時期に、スタートアップイベントとして行っているがコロナ禍により規模を縮小して行った。
この日は、関係者16人が参加。主催者の同社中山孝社長のあいさつで始まり、来賓として県上田農業農村支援センター堀澄人所長、上田市土屋陽一市長、同JA眞島実組合長がそれぞれ祝辞を述べた。最後に手締めを行い、参加者全員でイチゴ狩りのビニールハウスへ移動した。実際に赤く熟したイチゴ「章姫」と「紅ほっぺ」を手に取り生育状況を確かめた。今年は、冬季の気温が低く生育が遅れたが、昨年に比べ病害の被害も少なく品質の良いイチゴができた。
同社中山孝社長は「本年は昨年より定植本数を増やし、より多くの方にイチゴ狩りを楽しんでもらえるようにした。地元塩田産イチゴを通じて信州うえだ全体の振興の一助として皆さんに来場していただきたい」とPRした。
眞島組合長は祝辞で「同社が取組む新規就農者支援事業では、行政による連携と支援をいただきながら、担い手育成と人材確保に努めている、今年も地域農業を更に盛り上げていきたい」とエールを送った。
今年のイチゴ狩りは、新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら、5月末日まで完全予約制で行う。

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