肉牛枝肉共励会開催 最高ランクの評価で受賞

JAみなみ信州
最優秀賞に輝いた井坪さん
最優秀賞に輝いた井坪さん

JAみなみ信州は12月20日、京都府京都市の京都食肉市場㈱で令和3年度最後の枝肉共励会となる第103回JAみなみ信州枝肉共励会を開催した。同JA寺沢組合長、同JA肉牛部会部会長、同JA営農部職員、市場の買参者らおよそ60人が参加した。同共励会には黒毛和牛20頭の出品があり、最優秀賞・京都市長賞には飯田市の井坪章(いつぼ・あきら)さんの出品した枝肉が選ばれ、枝肉等級の中でも最高のA5・BMS No.12と評価され、販売単価は1kgあたり3,508円となった。
井坪さんはこれまでに多くの共進会・共励会で優秀な成績を収めており、南信州牛のブランド向上に大きく貢献している。今回の受賞にあたり「買参者の皆様に購買いただける美味しく高品質な牛を育てることで、南信州牛をさらにアピールしていきたい」と話した。
寺沢組合長は「いまだ収束が見通せないコロナ禍に加え、飼料の高騰など厳しい状況の中でも生産者の努力により高品質な肉牛が生産されている。これからも生産者と一緒になって南信州の畜産業を発展に取り組んでいく」と話した。


【結果は以下の通り】
▽最優秀賞 井坪章(飯田市)▽優秀賞 矢澤邦登(飯田市)▽優良賞 柴田喜一郎(飯田市)▽優良賞 吉川俊男(豊丘村)

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