農業振興に意志結集 2年ぶり「年始の会」

JAあづみ
挨拶する千國茂組合長(中央)
挨拶する千國茂組合長(中央)

JAあづみは1月5日、安曇野市豊科南穂高の安曇野スイス村サンモリッツで「年始の会」を開いた。昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったことから2年ぶりの開催。
生産者代表や行政、取引企業、JA役職員ら約140名が出席。新年を祝うとともに、農業振興や地域発展に向け一丸となって現状を突破すると誓い合った。
千國茂組合長は「昨年は、新型コロナウイルス感染拡大と異常気象による農業災害に起因する二つの『非常』があり、試練の年だった」と振り返った。一方で「新年度から次期3ヵ年計画がスタートする。持続可能性をキーワードに多様な次世代の担い手や組合員の確保を進める」と意欲を見せ「10年先を思い描く未来志向で取り組むことで必ず道は拓けると信じている」と力を込めた。
来賓を代表して7人が祝辞を述べた後、松本市議会の芝山稔議長の発声に合わせた手締めで会を締めくくった。

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