みはらしファームスタートまつり/新年の営業を華々しくスタート/はびろ農業公園「みはらしファーム」

JA上伊那
農産物福袋を買い求める客
農産物福袋を買い求める客

JA上伊那や伊那市が運営する伊那市西箕輪のはびろ農業公園「みはらしファーム」で1月2日、「2022年みはらしファームスタートまつり」が開かれ新年の営業をスタートさせた。会場では農産物などを詰め合わせた福袋の販売やいちご飴づくり、新型コロナウイルス感染症対策のため、大宝投げに代わる「ダーツで福袋」など、ファーム内の各施設がイベントを計画し、来場者を迎えた。
このうち、JA上伊那が運営する農産物直売所「とれたて市場」では、「羽広農産物直売所利用組合」の組合員が生産したゴボウやにんじん、農産物加工品など9種類が入った福袋を限定40袋販売。開場前から農産物福袋を目当てに待つ客もおり、午前中に完売してしまうほどの人気だった。
農産物福袋を購入した伊那市高遠町から来た女性は「種類の豊富な野菜がお得に買えた。帰ってどんな料理にするか楽しみだ」と笑顔で話した。
また同日、「みはらしいちご園」も今シーズンの営業をスタート。昨年は新型コロナウイルス感染症対策として食べ放題を中止し、専用パックに詰めて持ち帰りだったが、今年は対策として制限時間50分を設けた食べ放題とした。2年ぶりに採れたての「紅ほっぺ」や「章姫」、「女峰」の3品種が味わえるとあって初日から約500人が来場。「羽広いちご生産組合」が管理するビニールハウス19棟の中で味の違いを比べるなど楽しんだ。
まつりではほかにも大道芸人のパフォーマンスも行われ、子どもから大人まで楽しめることもあり、多くの客でにぎわった。

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