活動の輪広がるフードドライブ

JA信州諏訪
富士見町社会福祉協議会に食材などを届けた五味ブロック長(中央)ら
富士見町社会福祉協議会に食材などを届けた五味ブロック長(中央)ら

JA信州諏訪女性部と各支所・営業所は2021年度、「食」を通じた持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの1つとして、「フードドライブ」を活発に行っている。部員や職員、来店客から野菜や缶詰、衣類や食器類などを収集し、地域で必要としている人に役立ててもらう。
女性部茅野市ブロックは12月14日、宮坂美智江ブロック長、茅野中央支所の白鳥誠統括所長、事務局が生活就労支援センター「まいさぽ茅野市」を訪れ、缶詰や米、菓子などの品物を届けた。生活困窮者を支援しようと茅野市内の支所・営業所と協力し初めて行った。
宮坂ブロック長は「初の試みだったが、大勢の方に協力していただき感謝している」と話しました。
同部富士見町ブロックは12月23日、五味浩美ブロック長、小林和佐副ブロック長、富士見町中央支所の北原文男所長、事務局が富士見町社会福祉協議会を訪れ、同支所と富士見グリーンカルチャーセンターで集めた品物を届けた。9月の活動に続いて2回目。缶詰23個、米80キロ、乾麺21袋など約150品を届けた。
五味ブロック長は「コロナ禍で生活に困っている人の助けになれば嬉しい。今後も、地域で困っている方、悩んでいる方を継続的に応援していきたい」と話しました。
女性部員だけではなく、活動を知った支所職員も持ち寄るなど、活動の輪も広がっており、今後も食品ロス削減への意識を高め、「誰一人取り残さない」社会づくりを目指していく。

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