洗馬ブランドと生産量を守る対策を検討

JA洗馬
JAに対し、熱心に来期の要望を伝える生産者(右)
JAに対し、熱心に来期の要望を伝える生産者(右)

JA洗馬は12月23日木曜日、本所で「令和3年度生産技術反省及び4年度方針検討会」を開き、各地区の現園芸専門委員と来年度の新役員、JAの各関係役職員が出席した。来期の出荷に向けて、今年の生産販売経過を踏まえた検討がなされた。
JAの販売課からは、生産量や出荷時期の課題と対応策について、生産資材課からは高温・乾燥対策資材の検討や新商材の提案など、各部署の担当者から次年度の取り組み案が提示された。また、営農指導課から主力野菜の品目別に生産経過と課題について報告があった際には、生産者が、今年発生した土壌病害虫への対策についてJAの担当者に詳しい意見を求める場面があり、「洗馬ブランド」を支える高い意識を持った生産者と意見交換が行われた。
北沢泉代表理事組合長は、会議の冒頭で「今年度は生産者一人一人の努力と協力で野菜、果樹ともに大きな成果を上げることができた。来年度も皆さまの所得と生産意欲の向上につながるように、対策を練っていきたい」と話した。

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