JA信州うえだ女性部真田支会は、12月4日、上田市真田町長の信綱寺下駐車場で、フレッシュミズ講座で初となる星空観察会を開いた。JA女性部員、フレッシュミズ世代と子どもたち19人が参加した。4月の総役員会議でフレッシュミズ世代のグループ長から「地元で星空を見上げて観察してみたい」と提案があり、計画した。
星空観察の講師は、地元(真田町長)の塩沢崇さんに依頼した。この日は新月で、金星、土星、木星が一列に並ぶ天体ショーを楽しめる日。参加者は、折りたたみイスやリンゴコンテナなどを持ち寄って、観察態勢を整えた。
塩沢さんのオカリナの演奏の他、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイやギリシャ神話、クラッシク音楽などさまざまな逸話に耳を傾けながら望遠鏡をのぞき込み、星空観察を楽しんだ。
参加者は「土星の輪っかが見えた!」「宝石みたいにキレイ!」「地元で星空観察が叶ってうれしい」と歓喜の声を上げた。同JA真田地区事業部総務課の中澤富子係長は「フレッシュミズ世代の部員は全体の12%。声を掛け合って地域からの参加もあり、女性部活動に触れてもらう良い機会になった」と話した。