ボランティアの成果で地域医療に貢献

JAグリーン長野
目録を渡す岡田純子総支部長(左)
目録を渡す岡田純子総支部長(左)

JAグリーン長野女性部若穂総支部は12月22日、JA長野厚生連長野松代総合病院附属若穂病院に「セーフティーアームウォーカー」(歩行器)2台を寄贈した。毎年恒例の地域医療への貢献活動。総支部役員を中心に毎月行うボランティア「アルミ缶回収」の収益金の一部を活用し、病院の要望に沿った器具を贈っている。
寄贈式を同院で開催。岡田純子総支部長、山岸ひさえ副総支部長、小林冨美子副総支部長をはじめ、武田幸雄若穂地区理事、松坂英俊若穂支所長、池田一義綿内支所長が出席。岡田総支部長が、熊木俊成院長ら病院関係者を前に、活動の経緯を説明し、目録を渡した。岡田総支部長は、「女性部員もお世話になっている若穂病院に感謝をお伝えしたいと思っており、コロナ禍で活動ができない中で、お贈りできて良かった」とあいさつするとともに、医療従事者への感謝を伝えた。熊木院長は「地域に貢献できる病院であり続けるために、地域のみなさんと頑張っていきたい」と感謝を伝えた。
女性部員は、セーフティーアームウォーカーを前に、使用方法や使用感を看護師から聞き、看護師は「足りていなかったので本当にありがたい、患者さんのために、日々活用させていただきたい」と喜んでいた。
総支部では、あわせて、病院ボランティアとして行う「新聞で作るゴミ箱」も910枚を寄贈。部員が寄り合った活動ができなかったなかで、家庭でもできる病院ボランティアとして、部員が熱心に折ってきたものだ。看護師は「以前もいただき、毎日使っているので、こんなにたくさんいただけるとは本当にありがたい。」と話した。
JA女性部若穂総支部では、今後もアルミ缶回収と地域医療への貢献活動を続けていきたい考えだ。

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