JA佐久浅間が9月に立ち上げた13のプロジェクトの一つ、ブドウ栽培振興プロジェクトが本格的に始まった。JAは新規栽培者の支援として、新たに技術員を招聘し、栽培技術についての総体的な監修と技術員の育成、指導を行う。また、経営支援体制として、行政からの支援要請やJAからの補助を検討している。
プロジェクトでは行政と連携し、今年デビューした「クイーンルージュ®」や「ナガノパープル」「シャインマスカット」などの試験栽培および普及拡大を目指している。
新規栽培者の獲得を進めるため12月6日、生食用ブドウ出荷生産者募集説明会を開いた。説明会には、新規栽培を検討する生産者や佐久農業農村支援センター、JA全農長野、JA職員ら約50人が参加。JA全農長野が長野県のブドウ販売の概要について説明。佐久農業農村支援センターが佐久地域における生食用ブドウ栽培について説明した。佐久農業農村支援センターの担当者は「佐久地域でのブドウ栽培はスタートしたばかり。高品質なブドウを共に作り上げてほしい」と呼び掛けた。