おいしく出来たよ 女性部豆腐作りをサポート

JAながの
部員の指導を受け呉汁を暖めている児童ら
部員の指導を受け呉汁を暖めている児童ら

長野市立加茂小学校では総合的な学習の時間の授業で豆腐作り体験を行い、JAながの女性部飯綱支部の部員2名と同職員がサポートした。同校では作物を育て、それが食に結びつくことを理解し、栽培の大変さや、生産者への感謝の気持ちを育むことをねらいとしている。
12月8日、手作り体験では3年生児童39名がグループに分かれ、部員の手を借りながら前日から水に浸けていた大豆をミキサーで潰し布袋で搾り上げ、豆乳とおからを作る作業を行った。仕上げには、にがりを加えた豆乳が少しずつまとまってきた所をお玉で慎重に木枠にくみ入れ、重石を乗せて出来上がりを待ちわびた。「いただきます」と声を合わせ作り立ての豆腐を試食し味をかみしめた。また、出来たおからは自宅へ持ち帰り家族で味わった。児童らは「大変だったけどおいしく出来た、お店で買う物より甘くておいしいかった」と満足そうに感想を話した。サポートした同支部の長﨑きし子さんは「食卓に並び、口に入るまでには沢山の過程が有ることを知り、食の大切さを学んでもらえれば」と児童をにこやかに見守った。
同女性部では食農教育を通じて地域の子供らに食の安全や大切さ伝える活動を継続的に行なっている。

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