感謝の気持ちを込めて人形供養祭

JA長野八ヶ岳
読経の様子
読経の様子

JA長野八ヶ岳と長野エーコープサプライは、共同運営する小海町の「JA虹のホールあおぞら」で、12月13日に人形供養祭を開いた。昨年は新型コロナウイルス感染症の感染防止のため開催はせず、2年ぶりの開催となった。当日は感染症対策として、参列者を招かずWEBによるオンライン中継にてご法要の様子を配信した。
組合員や地域住民150名からは、思い出の詰まったひな人形やぬいぐるみなど2,380体が持ち込まれた。法要は佐久穂町にある曹洞宗明龍寺の鈴木副住職による読経が行われた。会場内のスタッフは提灯に向かい焼香して手を合わせ、画面の前の皆様は画面に手を合わせてご供養いただく形となった。
鈴木副住職は「どんなものにも魂は宿るものとされている。だからこそ供養を施す。そんな慈しみの心から本日は人形供養祭を開いたのではないかと思う。たくさんの人形が会場に飾られている。真摯に一生懸命お務めをさせていただいた。禅語の一つに脚下照顧という言葉がある。『履物を揃えてください。自分の足元を見つめなおしましょう。自分を見つめなおしましょう。』という意味の禅語である。師走に入り、今年一年も終わろうしているところである。この人形供養を介して、皆さま今年一年はどんな一年だったか振り返ってみていただきたい。」と話した。

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