JAグリーン長野篠ノ井農業機械センターは12月11日・12日、長野市篠ノ井のJAファーム篠ノ井店で「農業機械展示相談会」を開催した。トラクターやスピードスプレーヤー、乗用モア、管理機等、また、これからの時期に需要が高い電動せん定ばさみなど約80台を展示。特別価格品も準備し、生産者のニーズに即した機械の提案による農作業の負担軽減につなげたい考えだ。
生産者は、農業機械センター職員に機械の特徴や操作方法を聞きながら吟味。男性の生産者は「農作業がひと段落し、いつも修理してもらっている職員さんに声をかけてもらい、新しい機械を見に来た。良い機械がたくさん並んでいるので見るだけでも楽しい」と話し、機器の性能などを聞いていた。
JAでは昨年より、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みつつ、各地区にある農機センターごとに展示相談会を開催してきた。今後の情勢を鑑みながら、2022年2月にはJA流通センターを会場に1か所でJA独自の大型展示会の開催を予定する。玉井克彦生産購買部農業機械課長は、「実際にいろいろな機械を見比べながら購入を検討したいという声も寄せられているので、生産者のご期待に沿えるような機会につなげたい」と話している。