ユーカリ 12月中のコンスタント出荷を

JAグリーン長野
販売情勢を確認する生産者
販売情勢を確認する生産者

JAグリーン長野花き部会花木専門部は12月6日・8日、「ユーカリ」の中間目揃会を長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで開いた。両日あわせて43人が参加。営農技術員が、出荷開始から現在までの販売情勢、出荷物の品質、今後の出荷に向けた注意点を説明した。
販売情勢として11月中は流通が多く価格が抑制される傾向にあることから、11月初旬の講習会では生産者に、11月中の出荷量の調整を要請。生産者の理解協力によって、出荷量が抑えられ、安定的な価格で販売が進んだことを報告。12月に入り、全国的な出荷量は落ちる中で、需要が増えてきていることから、クリスマスの需要を中旬までこれ以降を年末年始需要として、12月中の出荷量を増やして、コンスタントに出荷するよう要請した。また、今冬が温暖な気候でよい品質で越冬できていること、出荷規格に沿った荷姿で、市場からのクレームもないことから、引き続き、出荷規格と荷姿を意識した荷造りに努めるように呼びかけ、ユーカリ産地強化に取り組んでいくことを確認した。
途中経過は約20万本が出荷され、平均価格は昨年を上回る状況で推移し、専門部では引き続き、生産者の確保に努める考え。

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