JA上伊那集落営農組織ネットワーク代表者会議/人とのつながりで笑顔あふれる地域へ

JA上伊那
出席者に向け意気込む御子柴組合長
出席者に向け意気込む御子柴組合長

JA上伊那は12月2日、伊那市狐島にあるJA本所で「JA上伊那集落営農組織ネットワーク代表者会議」を開いた。集落営農組織の代表者やJA役職員など約140人が出席。「地域を守る集落営農組織の連携に向けて」をテーマに意見交換や研修を行った。
地域の農地を守り、農業生産基盤を維持、拡大していくためには集落営農組織が重要であると考え2011年に同ネットワークが設立された。毎年、地域を守る集落営農組織の新たな展開に向け、認識と情報を共有することを目的に会議を行ってきた。しかし、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止。2年ぶりの開催となった。
この日は「集落営農をめぐる情勢およびインボイス制度への対応について」や「集落営農組織セルフチェックの実施結果について」の情報提供がされた。
その後「集落営農組織における広域連携の取り組みについて」と題し、島根県農業技術センターの職員による講演がオンライン形式で行われた。講演では島根県の集落営農組織が取り組んでいる活動を紹介。出席者からは取り組みの詳細や仕組みについてなど質問があり、有意義な時間となった。
同JAの御子柴茂樹組合長は「上伊那は全国に先駆けた集落営農組織の体制がきちんとできている。今後ともネットワークを通じて、上伊那を元気よく、笑顔あふれる地域づくりに向け展開していく」と意気込んだ。

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