JAグリーン長野女性部は12月7日、「LONG巻きずしで米食べよう」企画を行った。JAがスポンサーを務める「AC長野パルセイロレディース選手」を迎え、「巻きずし」3種類を作りながら交流を深めるとともに、動画や写真撮影を行い、JA広報誌やJASNS、パルセイロレディースのSNS等を通じ、レシピとともに企画を発信することで、「米の消費拡大」につなげる考え。オリジナルレシピは昨年、女性部6総支部が6つのレシピを考案し、「家の光」の巻きずしコンテストに出品したオリジナル品だ。
パルセイロレディース選手は肝付萌選手と住永楽夢選手、また、AC長野パルセイロ(トップチーム)の元選手 大橋良隆さんが参加し、女性部役員10人と、「かりかり梅の巻きずし(篠ノ井総支部)」「青じその中華風のり巻き(大岡支部)」「黒豆入り巻き寿司(川中島町総支部)」を作った。女性部員と選手が3班に分かれ、選手に出身地やサッカーを始めたきっかけ、私生活などを女性部員がインタビューしながら作業。海苔をズラリと並べ、その上にそれぞれに味をつけた米を広げた。小林浜子部長の掛け声で全員で巻き、約435cmの巻きずしを完成させた。肝付選手は「初めて作る巻きずしを、皆さんと一緒に作れてとてもうれしかった。今度は私たちがピッチの上で戦っている姿も見てもらえればうれしい」と話し、住永選手は「皆さんのサポートを、次は試合の“結果”で返していきたい」と決意を語った。小林部長「女性部のモットー“一人ではできないことを仲間とともに”はサッカーにも共通すること。ぜひこの経験も含めて、“仲間”として、お米を食べて体づくりをして、これからも頑張っていきましょう」と呼びかけた。
仕上がった巻きずしは、10cm角に切り、切った太巻きを並べて「米たべよう」というメッセージを作った。また、「キュウリの巻きずし(松代総支部)」「まがたま巻き(更北総支部)」「色鮮やかなロールずし(若穂総支部)」も折詰にし、選手にプレゼントした。
活動の様子やレシピは、広報誌1月号やJAフェイスブックなどで順次配信する。JAでは引き続き、女性部やAC長野パルセイロなどと連携し、地産地消や農産物の消費拡大、農業への理解醸成に努めたい考えだ。