第4回上伊那チャンピオンふじコンクールを開く/丹精込めたサンふじを評価

JA上伊那
外観を確認する審査員ら
外観を確認する審査員ら

JA上伊那は11月26日、箕輪町にある上伊那果実選果場で「第4回上伊那チャンピオンふじコンクール」を開いた。今年は春先の凍霜害の影響で着果が少なく、さらにサビ果が多くみられたため、出品数は昨年より少ない17点。その中から、チャンピオン1点と準チャンピオン3点、浜松青果賞1点を決定した。
同コンクールは平成30年に始まり毎年開かれている。上伊那で多く栽培されているサンふじのさらなる知名度向上や販路拡大につなげることが目的。
審査は全農南信事業所や上伊那農業農村支援センター、同JAの職員が県のうまいくだもの審査基準に準じて行った。審査員3人はサビや傷などの軽欠点や着色状況を目視で確認。選果機で計測した平均糖度や、重量などを含め評価した。審査員は「出品物は全体的に良品が多く、生産者の丹精込めた管理と選別の苦労が伺えた」と講評した。
入賞者への表彰は4月に開かれる予定の上伊那果樹部会定期総会で行う予定。表彰者は次の通り。
チャンピオン=杉山栄司(宮田村)
準チャンピオン=保科成一(宮田村)、北原洋亮(箕輪町)、市瀬拓朗(中川村)
浜松青果賞=松下美和(中川村)

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