JA信州うえだきゅうり部会は12月2日、上田市の農産物流通センターで「2021年度JA信州うえだきゅうり部会生産販売反省会」と「第17回JA信州うえだきゅうり多収穫共進会褒賞授与式」を開いた。部会員やJA関係者ら約40人が参加した。
反省会は21年度の生育状況、生産・販売実績のほか22年度のきゅうり生産販売方針などを確認した。
共進会褒賞授与式は、上小地域のきゅうり生産振興を図り栽培技術の高位標準化と品質向上、統一を進めることが目的。7つの賞が用意され、作付面積や収穫量、A等級比率などを評価基準に審査し、西部地区の上原進さんが最高位の長野県知事賞に輝いた。
JA営農販売部営農指導課の深井大亮課長代理は「今年は7月の曇天や8月以降の高気温などきゅうり栽培にとって厳しい気候条件だった。そのような環境下でも、生産者一人一人が栽培管理や病害虫防除をしっかり取り組んでいただいたので、昨年を上回る量を出荷することができた。出荷目標の7万ケース(1ケース/5キロ)に向けて、引き続き取り組んでいきたい」と話した。
入賞者は次の通り。(敬称略)※()内は地区名。
▽長野県知事賞=上原 進(西部)▽全国農業協同組合連合会長野県本部長賞=清水雅史(上田東)▽長野県上田地域振興局長賞=荻原勝夫(東部)▽21上小農業活性化協議会長賞=小林エステラジョージ(上田東)▽全国農業協同組合連合会長野県本部東信事業所長賞=松代典之(よだくぼ南部)▽信州うえだ農業協同組合長賞=松本祐也(上田東)▽信州うえだ農業協同組合きゅうり多収穫共進会運営委員長賞=堀内 英征(丸子)