地元の農畜産物を食べて元気に 収穫祭で組合員と交流

JAみなみ信州
来店客との交流を楽しむ職員
来店客との交流を楽しむ職員

JAみなみ信州松川支所は27日、同支所に隣接するAコープ・リカまつかわ店と合同で収穫祭・越冬野菜市を開催した。
同支所では例年、職員による模擬店や地区の子どもたちによる催しなどを企画し、組合員や地域住民と交流する収穫祭を行っていたが、昨年は新型コロナの影響で中止。今年は「地域住民にこの冬を元気に過ごしてもらいたい」との思いから“信州産農畜産物を食す”をテーマに収穫祭・越冬野菜市を開催した。
越冬野菜市では長芋や土ごぼう、玉ねぎなどを販売。同支所営農課資材センターと松川給油所はそれぞれの店舗で特売セールを実施。同店駐車場内では農機具フェア、LPガス器具展示即売、地元松川町のさんさんファームによる豚の精肉やソーセージの販売なども同時開催し来店客を楽しませた。同支所職員が店頭に立ち農産物の販売をしたり、JAカードや資産運用に関するアンケートに答えた客に風船をプレゼントしたりするなど、来店客や組合員と交流し笑顔が見られた。
家族で来店した女性は「JA祭で野菜を買うのが毎年の楽しみ。今年はいつもより規模は小さいけれど家族で来られて満足。来年はいつも通りの開催を期待して楽しみにしている」と話した。
同支所の古瀬聖史支所長は「コロナ禍でも、地域を元気にするためにできることを考え信州産の野菜を食べてこの冬を乗り切ってもらいたいとの思いで企画した。地域の方との交流ができて笑顔が見られてうれしかった。来年も地域の皆さんに楽しんでもらえるよう工夫して収穫祭を行っていきたい」と話した。

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