大豆「ナカセンナリ」使った豆腐作り 味の違い実感

JAあづみ
豆腐作りに励む児童(左)と女性部員(右)
豆腐作りに励む児童(左)と女性部員(右)

安曇野市立堀金小学校2年生は、生活科の授業の一環で育てた大豆を使って豆腐作りを行った。11月30日から2日間、JA女性部員12人が講師となり「ざる豆腐」を手作りした。この取り組みは、同JAが展開する食農教育「あぐりスクールサポート」の一環で、今年で6年目。
2年生2クラス68人が、JA堀金地域営農センターの営農指導員やJA職員らの指導を受けて6月上旬に大豆「ナカセンナリ」を栽培。10月に収穫した大豆を豆腐作りに使った。
児童らは、一晩お湯に浸しておいた大豆を煮て搾り、にがりを加えて固めた後、ざるで水分を切って仕上げた。豆乳を温度計で測ったり、固まってきた豆腐を崩れないように慎重にすくったりした。出来上がった豆腐を試食した児童は「はじめて作ったけどちゃんと固まってびっくりした。いつも食べている豆腐と違うけど、味が濃くておいしい」と喜び、作った豆腐と作業の過程で出来たおからをおみやげに持ち帰った。
教諭は「栽培管理や収穫作業などをすることで、苦労や喜びを学ぶことができる。指導していただいたJA職員や女性部員に感謝している」と話した。

MENU