地場産「簡単」漬物を楽しむ

JAグリーン長野
ハクサイに味がなじむように「シャカシャカ」袋を振る女性部員
ハクサイに味がなじむように「シャカシャカ」袋を振る女性部員

JAグリーン長野女性部若穂総支部は12月1日、長野市若穂のJA若穂ふれあいセンター(若穂加工所)で、漬物教室を開いた。午前・午後に分かれて総支部員31人が参加。厚生産業(株)と大興産業(株)担当者を講師に、地場産野菜を使ったハクサイやダイコンの漬物、漬物を活用した料理、さらに、ペットボトルで簡単「塩こうじ」作りを行った。
密を避け、短時間で数種類の調理ができるよう、材料の野菜は、総支部役員6人が前日から、ハクサイは大サイズを8玉、ダイコンは11本、同地区特産の「綿内レンコン」は約8kgを刻むなどして、材料を一人ひとり小分けにするなど下準備した。ハクサイ漬けの講義では、講師の説明のもと、「即席白菜漬の素」を使って作業。予めビニールに入ったハクサイに受講生が粉末を振りかけ、空気を含んだビニールを振って味をなじませ、空気を抜いて作業終了。1時間ほどで漬かり、各家庭で楽しめるといい、女性部員は「簡単にできるものを知れて嬉しい。毎年この講座が楽しみなので、開催してもらえて嬉しい」「久しぶりに会えて嬉しかった」と感想を寄せた。
女性部では、11月から総支部ごと、感染症対策を講じながら活動を再開。食やくらし、農業に関わるテーマを役員が中心となって選定し、食やくらし、趣味の充実や部員間の情報共有・交流につなげている。

MENU