フードドライブ支援の輪広がる JAと組合員、地域住民一丸で10トン超

JAながの
目録を受け取った吉沢局長(中央)と斉藤常務(右)と原山部会長(左)
目録を受け取った吉沢局長(中央)と斉藤常務(右)と原山部会長(左)

JAながのは、子どもたちや生活に困窮する学生への支援に充てる農産物や食品を募る「フードドライブ」の取り組みを拡大している。JAがめざす「安心して暮らせる地域社会づくり」並びにSDG’S目標達成に向けた一環で、同JA全体での取り組みは3年目。昨年は10トンの食品を寄付したが、今年は11月末までに総計10トンを超えた。
10~11月まで管内各地で開いている地元農産物直売市の統一企画としてフードドライブを行い、会場で組合員や地域住民、職員から米や缶詰、レトルト食品などが寄付された。また、女性部活動で部員が食品を持ち寄ったほか、米穀部会からは米の寄付があった。集まった食材は、長野県とNPO2団体を通じ、支援を必要としている子ども食堂、生活困窮者、福祉施設などに届けられる。
JAと県長野地域振興局は11月30日、長野合同庁舎でフードドライブの贈呈式を開いた。JAから集まった食品の一部7トンをトラック5台で運び入れ、JAの斉藤重雄常務と原山真一同JA信濃町米穀部会長から吉沢正同局長に目録が手渡された。
斉藤常務は「子ども達には地元でとれた農産物を食べて健やかに育ってほしい。食を通じた地域貢献活動を続けて行きたい」と話した。
吉沢局長は「寄付いただいた食材はいち早く必要としている方々に届けます。子どもたちの笑顔につながっている。引き続き支援をお願いしたい」と感謝を伝えた。
JAは今後も、フードドライブをはじめ地域貢献活動への積極的な取り組みを継続していく方針。

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