熟練の技を駆使 正月飾り制作進む

JAあづみ
熟練の技を駆使してしめ縄りに励むメンバー
熟練の技を駆使してしめ縄りに励むメンバー

JAあづみ女性部有明支部の有志でつくる「縄の会」は、安曇野市穂高の有明支所に隣接する旧生活センターで、正月飾りの制作に励んでいる。12月23、25の両日、同センターで「有明新鮮市」を開き、7種類の正月飾りを販売する。
今年は、昨年より一月早い9月上旬から制作を始め、例年並みの1,000個を手作りする。固定客などからの予約注文が多く、メンバーの制作意欲向上にも繋がっている。
25日、メンバー7人が集まり、約さ70センチの稲わらを熟練の技で編み込み丁寧にしめ縄を作った。材料のわらは、地元農家から譲り受け、状態の良い物を8月上旬に3日間ハウスで天日干し、保管していた。
正月飾り作りは、20年ほど前から続いており「縄の会」は地域でしめ縄作りを教えるなど積極的に活動している。
代表の中村きよこさんは「作り手が減ってきているが、楽しみに待っていてくれるみなさんのため力の限り作り続けていきたい」と意気込んだ。
販売は、両日とも午前9時から正午までで無くなり次第終了。12月上旬から同JAが運営する大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」や「JAファームみどりの店」でも販売する予定だ。

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