長谷さん(よだくぼ南部地区))21上小農業活性化協議会長賞

JA信州うえだ
出品されたきのこの品質などを確かめる審査員(11月19日、上田市殿城)
出品されたきのこの品質などを確かめる審査員(11月19日、上田市殿城)

JA信州うえだと当JAきのこ協議会は11月19日、上田市のJA農産物流通センターで、2年ぶりとなる第21回きのこ品評会を開いた。生産技術と品質の向上、消費拡大が目的。JA管内産のきのこ計12点の出品の中から、最高賞の21上小農業活性化協議会長賞に、よだくぼ南部地区の長谷純男さんのエノキタケ(200グラム)が選ばれた。
エノキタケ8点、ブナシメジ2点、ナメコ2点が出品され、長野県上田地域振興局上田農業農村支援センター、JA全農長野、卸売会社の東京荏原青果(株)大阪南部合同青果(株)の職員が審査を行った。
審査は市況性を重視。3次審査まで選果、かさの大きさのそろい、白さ、乾きなどの6項目を10点満点で評価した。審査表にはコメント欄を設け、生産者にフィードバックし、品質向上と高く売れるきのこ作りにつなげていく。
当JA営農販売部の藤森浩明部長は「当管内産のきのこは市場から評価されている。きのこ生産者の人数が減らないように品質重視の取り組みを継続し、市場出荷をしていきたい」と話した。
出品されたきのこは11月20日の同センターで開いた収穫感謝祭で展示した。

入賞者は次の通り。(敬称略)※()内は地区名と品目。▽21上小農業活性化協議会長賞=長谷純男(よだくぼ南部・エノキタケ200グラム)▽長野県上田地域振興局長賞=(有)カケノ(よだくぼ南部・エノキタケ200グラム)▽JA全農長野東信事業所長賞=大久保元幸(真田・エノキタケ200グラム)▽信州うえだ農業協同組合長賞=宮沢明(西部・ブナシメジ100グラム)

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