自分で収穫した野沢菜を切り漬けに/女性部原村ブロック

JA信州諏訪
自分たちで収穫した野沢菜を切り漬けにする部員
自分たちで収穫した野沢菜を切り漬けにする部員

JA信州諏訪女性部原村ブロックは11月19日、野沢菜講習会を開いた。部員11人が参加し、永田せつ子さん(67)が作付けする原村のほ場で、野沢菜の収穫を体験。JA原村支所で切り漬けの方法を学び、各自で家庭用に漬け込んだ。
原村は、県内有数の避暑・観光地。同ブロックにも都会から移住し、農業未経験の部員が所属しているため、役員会議で「旬の地元農産物の収穫を体験し、調理方法を学ぶという、JAだからできる活動を行いたい」と初めて企画。部員で、セルリーを始め、多くの野菜栽培に携わる永田さんに協力を依頼した。
この日は、永田さんに教わりながら野沢菜を1人3キロずつ収穫し、同支所調理室に運び込んだ。皆で手分けして水洗いし、食べやすい大きさに切った後、それぞれ持参した漬物用ポリ袋に詰めた。味付けには、醤油、酢、砂糖、鷹の爪を使用。部員は、味が染みわたるようにしっかりと野沢菜と混ぜ合わせた後、漬物桶に納めた。11月下旬から、食べ頃になるという。
小林けさ子ブロック長は「永田さんおすすめの漬け方を知ることができて、とても勉強になった。食べるのが楽しみです」と話していた。
永田さんは「自分で収穫して漬けた野沢菜はとてもおいしく感じると思う。農家の苦労を少しでも感じながら味わってもらえたらうれしい」と話していた。

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