農業女子を応援 活躍後押し

JAあづみ
実演会で農業機械を操作する参加者ら
実演会で農業機械を操作する参加者ら

長野県農協生産資材事業推進協議会農機専門部会中信支部は24日、安曇野市堀金三田の全農長野営農研修センター構内で「JA農業機械 農業女子応援講習会」を開いた。
JAあづみ女性部やJA職員ら13人が参加。各メーカー担当者による実演講習などが行われ、便利な農業機械に営農意欲湧く講習会となった。受講料は無料。農業機械の魅力を女性にも伝え、農業における女性の活躍をJAとともに応援することが目的。
同会には管理機やトラクター、背負動力動噴機、刈払機の4台が用意された。参加者は3班に分かれ、各担当者から操作方法や価格帯、機会を安全に長持ちさせる秘訣、操作上の注意事項などの説明を聞いた。
同センターに隣接する畑では、管理機とトラクターの実演講習が行われた。担当者によると実演で使用した管理機は4馬力。女性でも片手で簡単に操作できるほど軽量化し、家庭菜園に最適。安全確保のためボタン一つでエンジンが停まり農作業事故を防ぐ。価格は20万円台。コロナ禍で全国的に家庭菜園を始める人が増え、同機の購入希望者は増加しているという。
JAあづみ女性部員は「思った以上に簡単に操作できて便利だと思った。畑で仕事する時は、安全第一を心がけたい」と話した。
事務局を務めたJA全農長野中信事業所営農資材課の岡宮裕喜係長は「講習会を通じて一人でも多くの女性農業者を増やすとともに安全・安心な農作業の徹底を呼び掛けたい」と意気込んだ。

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