オンラインで京旅行気分♪ 上生菓子「ねりきり細工」体験

JA信州うえだ
ねりきり細工に真剣に取り組む参加者
ねりきり細工に真剣に取り組む参加者

JA信州うえだ女性部よだくぼ南部支会は11月19日、長和町和田の和田コミュニティーセンターで「京都旅気分♪上生菓子『ねりきり細工』に挑戦!」を開いた。部員35人が参加し、白あんを主材料とする京都の上生菓子「ねりきり細工」の体験を行った。
今回初開催。コロナ禍で旅行に行きにくい昨今、「旅行に行った気分」を味わってもらおうと企画した。ウェブ会議システムで京都市の「八つ橋庵とししゅうのやかた」の講師と繋いで講習を行った。
参加者は、講師から材料や作り方の説明を受けながら、ベースとなる練り切りあんを切り分けて、食紅で色を付けたり桜や葉の形を作ったりして、約1時間で3種類のねりきりを完成させた。
同支会の荻野久子支会長は「例年だと女性部で一番大きな旅行イベント『ママさんツアー』の時期だが、コロナ禍で開催できず。その代わりに、少しでも旅行気分を味わえればと企画した。今は、遠い地ともオンラインで繋がり合える便利な時代。ねりきり体験を楽しんでもらえたならばうれしい」と話した。
参加者は「ねりきり菓子は大好きなので参加できてうれしい。ハサミで切って花びらを作る作業が細かくて大変だったが、楽しかった」「地元にいながらもリモートで体験できることに感動。上手に作れて良かった」などと話し、大好評だった。
今回の反響が良好だったことから、同支会は今後も積極的にオンラインでの体験を活動の中に取り入れていく方針だ。

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