JA洗馬 令和3年度野菜販売反省会

JA洗馬
全農長野の担当者から説明を受ける生産者たち
全農長野の担当者から説明を受ける生産者たち

JA洗馬は11月19日金曜日、本所で「令和3年度野菜販売反省会」を開催した。県内外の取引市場の代表者や全農長野中信事業所の担当者、生産者である各地区の出荷組合の役員、JAの関係役職員が出席した。
生産者にとってこの反省会は、大切に育てた野菜がどのように流通されたか知ることができる機会でもある。全農長野の担当者からは、今年度の野菜生産販売の経過や実績だけでなく、全農長野が企画実行した野菜消費宣伝の各種キャンペーンや量販店での陳列の工夫などが写真付きの資料で報告された。また、市場の代表者達からは「洗馬産野菜の品質の良さは洗馬ブランドとして高く評価されている。市場もこの新鮮さをアピールして販売に努めます」と力強い言葉を掛けられた。
今年度は、4月初めの凍霜害、夏の長雨とゲリラ豪雨などの自然災害や、資材の高騰に悩まされたが、管内の野菜販売高は前年を上回り、果樹を合わせると計画達成が目前に迫るところまで推移している。JAの北沢泉代表理事組合長は会議の冒頭の挨拶で「コロナ禍もあり今年も農家にとって困難な状況ではあったが、一人一人の努力と生産技術で乗り切り、組合員の農協結集で大きな実績を上げることができた」と生産者を称えた。
JAの営農指導課ではすでに、排水対策や各種土壌病害対策など、来年度に向けた課題に取り組んでいる。

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