荷台に農産物ずらり 軽トラマルシェ初開催

JAあづみ
軽トラの荷台で販売した牧大根を買い求める来場者
軽トラの荷台で販売した牧大根を買い求める来場者

JAあづみ西穂高支所運営委員会は19日、安曇野市の同所構内で軽トラックの荷台で農産物を販売する「軽トラマルシェ」を初めて開いた。
同JA女性部西穂高支部牧大根プロジェクトのメンバーや生産者、JA理事ら約20人が旬の農産物を対面販売した。
県の伝統野菜に認定されている牧大根(1袋=5キロ)や小松菜、ホウレンソウ、白菜、セルリー、長芋などの秋野菜をはじめ、新米「コシヒカリ」やもち米「もちひかり」、旬のリンゴ「サンふじ」の袋詰めなどを特価で販売。
開店前から行列ができて、午後1時の販売開始と同時に売り場は客であふれた。客足が途切れることなく、開始1時間で牧大根はほぼ完売した。
コロナ禍の中、こだわりの安曇野産農産物を特価で届けるとともに、同所を組合員や地域住民との交流拠点としてPRすることが目的。平日2時間限定の開催にも関わらず来場者は約100人、売上高は11万5100円だった。
西穂高地区担当の小坂明弘理事は「この活動を通じてJAをより身近に感じてもらえたら嬉しい。組合員との交流拠点として周知されるよう続けていきたい」と意気込んだ。
同市穂高から訪れ、牧大根を3袋購入した組合員は「畑売りの時に行けなかったから今年は食べられないと思っていただけにありがたい。来年も開催して欲しい」と期待を寄せた。

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