諏訪大社の電子看板に協賛/御柱祭でのアピールに期待

JA信州諏訪
諏訪大社に設置された電子看板
諏訪大社に設置された電子看板

JA信州諏訪は、諏訪大社上社本宮(諏訪市)による「デジタルサイネージ」の総合看板の設置に協賛した。JAの取組みや窓口等で働く若手職員の写真をまとめた紹介動画が大画面で流れる。参拝に訪れた多くの人にJAの情報を発信し、日々の取組みをアピールしたい考えだ。
看板は、令和4年御柱大祭を控え、諏訪大社の参拝客の利便性向上を目的に、10月末に新設した。幅約3.4メートル、高さ約2.3メートル、奥行き0.6メートル。中央部には、諏訪地方の地図と協賛企業の所在地などを紹介するコーナーがある。左右には49インチのディスプレーを1枚ずつ置いた。右側のディスプレーで、諏訪大社の由緒、参拝の作法、催事情報、境内案内や神道について紹介。左側のディスプレーで、協賛企業34社の紹介動画を見ることができる。
JAは、紹介コーナーでは管内が夏場の生産量日本一を誇る「セルリー」を手にするオリジナルキャラクター「じゃすまる」のイラストや、JAの公式WEBサイトのQRコードを掲載。動画には、農業祭やママさんサッカー大会、地元小学生との食農活動、金融・共済を担当する若手職員が笑顔で接客する写真を用意した。ディスプレー中にある「JA信州諏訪」のアイコンに触れると、約15秒間にわたってそれらの写真をまとめたスライドショー形式の動画が流れる。
同社は「多くの参拝者に見ていただき、地域の活性化に役立てていただければ幸いです」と話している。
JA管理部総務課の永井浩課長は「地元の誇りである諏訪大社の電子看板の設置に協力することができてよかった。来年は、7年に1度の御柱祭の年。諏訪大社を訪れた方々に、地元のJAを知ってもらい、管内施設を利活用してもらえればうれしい」と期待を込めている。

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