50回目の生活祭 地域の「衣・食・住」支えて50年

JAあづみ
来場者で賑わう贈答用リンゴの販売コーナー
来場者で賑わう贈答用リンゴの販売コーナー

JAあづみは11月12日~14日の3日間、安曇野市堀金のJA総合事業基地で秋の恒例「第50回大生活祭」を開催した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模は縮小したものの秋野菜や果物、鮮魚、精肉、生活用品、農機具などを特価で販売。家族連れなど多くの来場者で賑わった。
特に贈答用リンゴや鮮魚、広島県産「大長みかん」の販売コーナーには買い物客が集中していた。秋野菜や電化製品、精肉、ソーラー発電機などのブースも並んだ。来場者は思い思いに買い物を楽しみ、両手いっぱいに買い物袋をぶら下げていた。
昨年に引き続き、混雑緩和のためキャラクターショーなどのイベントを取りやめ、会場入口での検温を実施。アルコール消毒液を各所に設置するなど感染防止対策を講じ、来場者が安心して買い物を楽しめるよう工夫した。
また、感染拡大防止対策として13、14日の2日間は安曇野市豊科の「安曇野スイス村ハイジの里」で「りんご祭り」を同時開催するなど来場者の分散を図った。
トラクターを品定めしていた組合員は「チラシを見てトラクターを見に来た。ちょうど買い換えたいと思っていただけにいい機会になった。農業のモチベーションアップに繋がる」と嬉しそうに話した。
営農経済事業部丸山修一部長は「農繁期も終盤に差し掛かり、農家のみなさんにご苦労様でしたとの感謝を込めたイベント。組合員のみならず多くの方にJAあづみのイベントを知っていただけたら嬉しい」と話した。
来場者数の目安となる記念品の引換数は昨年並みの9,200人、売上は3日間で昨年対比7%増の1億4900万円となった。

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