フォトコンテスト2021表彰式/コロナ禍でも多くの力作集まる

JA上伊那
賞状を受け取る小川さん
賞状を受け取る小川さん

JA上伊那は11月12日、「フォトコンテスト2021」の表彰式を伊那市狐島のJA本所で開いた。入賞者27人のうち18人が出席。御子柴茂樹組合長が1人ひとりに賞状を授与した。
フォトコンテストは、JA上伊那が発足した1996年から毎年開催しており今年で26回目。テーマは昨年同様「上伊那の『農のある暮らし』『魅力ある風景』」とし、作品を募集した。応募規定の1つに「2020年以降の作品」ということもあり、新型コロナウイルス感染症の影響による応募数の減少を懸念したが、57人から183作品が寄せられた。
10月に審査会を開き、フォトコンテスト部門14点とカレンダー部門13点の入賞作品を決定。入賞作品は同JAの広報誌の表紙や2022年オリジナルカレンダーなどに使う。
最優秀賞となるJA上伊那組合長賞には駒ヶ根市東町の小川正さん(74)が受賞。オリンピックイヤーにちなんで伊那市富県に飾られていたかかしを写した。
初応募で優秀賞を受賞した南箕輪村の宮坂大樹さん(41)は受賞者代表のあいさつで「大切な家族と畑仕事をしているときの何気ない1枚。1歳半になる息子がかわいく撮れたので応募した」と笑顔で話した。
御子柴組合長は「今回の受賞を機にさらに腕を磨いていただき、来年も素晴らしい作品を応募してほしい」と期待した。

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