安全安心にこだわりを持つ食材を再確認 まごころ宅配利用者懇談会

JAみなみ信州
安全安心な食材を再確認する宅配利用者
安全安心な食材を再確認する宅配利用者

JAみなみ信州は、12日飯田市鼎の同JA本所で、今年度第1回のまごころ宅配利用者懇談会を行った。宅配利用者や同JA役職員、JA全農長野の職員ら24人が参加した。
同懇談会は、JAまごころ宅配への理解を深めるとともに、利用者の意見や要望を反映し宅配事業の運営改善を図るため、視察研修や商品研修、利用者との意見交換など年4回の懇談会を開催している。今年度は懇談会を自粛してきたが新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたことを受け、今年度初めての開催となった。より活発な懇談を行おうと昨年度から女性理事も参加している。
この日、JA全農長野の冨山あけみ管理栄養士を講師に、マグロの切り落としやちくわ、ロースハムを市販商品と食べ比べしながら、冷凍方法や添加物について学んだ。長野県産や国産、外国産についても産地を特定できるものにこだわり、着色料や保存料を極力省いた安全安心、健康に注力する宅配商品の良さを参加者は再確認した。
意見交換では「おまかせコースはレシピや調理方法も添えてありありがたい」「食材が美味しいので家族からも好評」といった一方、「取扱商品の種類を増やしてほしい」「他の宅配業者が良く訪問している。JAも自信もってPRしてもらいたい」などこれからに期待を寄せる声もあった。
同JAの小林正和専務は「食生活や好みの変化に合わせ宅配事業も変化していく必要がある。普段利用していただく皆さんから様々な意見や要望を出していただき、より満足いただくものにしていきたい。まごころ宅配の良さを多くの皆さんに知ってもらい、多くの方に利用してもらえるよう拡大につなげていきたい」と話した。

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