女性部と常勤役員が懇談 女性の声を事業に生かして

JAあづみ
意見、要望を伝える女性部員
意見、要望を伝える女性部員

JAあづみ女性部は8日、安曇野市豊科の本所で、毎年恒例「JAあづみ女性部と常勤役員、室・事業部長との懇談会」を開いた。女性部員や女性理事、JA役職員ら約30人が出席。約2時間に渡りJA運営に対する意見や要望を伝えた。
同会は、女性の目線からJA運営に関する様々な意見や要望を提案し、今後の課題などについてJA役職員と直接話し合う機会として毎年開いている。
千國茂代表理事組合長は「女性部のみなさんには、広範な活動で他の組合員組織を牽引いただき感謝している。現在、10年先も安曇野で農業が営まれているよう、直近3年間の計画を策定している。皆さんのご意見を頂戴したい」と挨拶した。
部員は、休耕田が増加している問題に触れ「手間も少なく高齢者でも容易に栽培出来る作物の紹介をお願いしたい」と要望した。その他にも、JA施設の活用方法や営農指導、資材関係、安曇野スイス村ハイジの里、行政との連携強化、農業機械、ATMなど計26の意見や要望を伝えた。
鶴見静江部長は「日頃思っている事を伝えられたと思う。女性部とJAが連携を強化し、組織力の向上を図っていきたい」と話した。
同JAは、今回出された意見や要望を検討し次期3カ年計画策定に生かしていく。

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