佐久穂町は11月2日、華道家の假屋崎省吾さんを講師に招いて、佐久穂小学校で特別授業「花育セミナー」を開いた。5年生の児童92人が参加。JA佐久浅間が提供した花材や八千穂高原のシラカバの木で、フラワーアレンジメントを楽しんだ。
假屋崎さんがアレンジメントのデモンストレーションをしながらJA営農指導員が佐久穂町産の花について児童に説明。その後、假屋崎さんに教わりながらシラカバの木を切って加工した花台に、同町産のカーネーションを使い、プードルを模したアレンジメントを作った。
参加した児童は「初めてのフラワーアレンジメントで上手にできるか心配だったけど、やってみたら面白くてすごく楽しかった」と笑顔で話した。
假屋崎さんは「一人一人が個性豊かで素敵な作品。みんな積極的で100点満点。合格」と話した。