長く続く食育活動 地元小学生とさつまいも収穫

JAみなみ信州
元気にさつまいも掘りをする児童
元気にさつまいも掘りをする児童

JAみなみ信州女性部飯田支部の目的別グループ「上飯田夕市グループ」は27日、飯田市今宮町の丸山小学校2年生およそ70名とさつまいもの収穫を行った。この日は同グループのメンバー6人が指導し同校近くの圃場で作業を行った。
児童らは登下校の際に畑の様子を観察しては「さつまいも大きくなってきてるよ!」「もう少しで収穫じゃない?」と収穫を楽しみにしていた。いよいよ収穫を迎えた児童らは目を輝かせながら作業し、「大きいのとれた!」「たくさんとれた!」とあちこちで歓声を上げた。
児童らがのびのびと収穫する姿を見て同グループの松下みな子代表は「メンバーの平均年齢も79歳と高齢になっているが、元気をもらえるので子供たちとの作業を毎年楽しみにしている。今日も賑やかく収穫ができてうれしい」と話し、「活動を始めた頃の子供たちはもう30代になる」と活動の歴史の長さも振り返った。
同校2年生担当の臼井拓哉先生は「毎年さつまいも栽培をさせてもらえ、地域のみなさんと交流しながら貴重な体験ができてありがたい。お世話になっている夕市グループのみなさんを招いてやきいも交流会を企画したいと考えている」と話した。

MENU